建築金物・建具金物事業部

有限会社カジタニ金属は、昔ながらの建築金物や建具金物を取り扱っています。
現在では、住居の構造・施工方法の変化とともに使用方法も変化していますが、どんなニーズにもお応えし、いつでも高品質な製品をお客様にお届けできるよう、「ていねい」なモノ作りを心がけ、日々品質向上に向けての取り組みを行っています。

カジタニ金属の仕事の流れ

  • 原材料の仕入れ
  • 【玉串工場】
    プレス加工
  • ねじ切り・板金・塗装等の
    二次加工
  • 【今里宇工場】
    組立・梱包
  • 【代理店】
  • 部材メーカー
    (脚立部材)
  • 工務店
    (古民家のリフォーム部材)
  • ホームセンター

納期遵守・良品生産のための
環境づくり

納期遵守・良品生産のための環境づくり

納期遵守・良品生産のため、日々の設備点検は欠かしません。
設備の充実は当たり前ですが、そこで働く人の環境づくりにも力を入れています。

きめ細やかな品質管理

きめ細やかな品質管理

人の目で見て、手で触って感じる小さなキズや不良個所も見落としません。
長年この仕事に携わってきた有数の職人がきちんと仕事をこなしています。

きめ細やかな品質管理01

きめ細やかな品質管理02

きめ細やかな品質管理03

耐強度試験について

カジタニ金属の製品をご利用頂く皆様に「安心」と「安全」をお届けする為に、ステンレスハンガー、鍵用鋼製フック(大・小)、鍵用ステンレス製フック、鍵用金メッキフックに関しまして強度試験を行いました。
ご使用頂く際のご参考にして頂ければ幸いです。

耐強度試験について

強度試験検査結果

強度試験検査結果_before

強度試験検査結果_after

フック金具「おてかけ」
破断荷重240N(240kgf)

当商品の使用目的は主として、ペット(犬)等のリード(引き綱)掛けとしております。 リードにペットを繋いだ状態でコノ字に折れ曲がっている部分にリードをかける、その時のペットの引っ張り強さを想定し耐強度を測りました。

数値240キロで変形の測定結果から推測しますと、体重40~60キロ程度の大型犬が引っ張って(助走なしの状態)もびくともしないといえます。

打掛

打掛本体可動部と取り付け側ブラケットのカシマリ具合について強度数値を出しています。当商品は生産時のカシメ具合を強度100キロで設定し加工しています。(大々・大・中・・小は50キロ)しかし商品サイズ(大々・大・中・小)の板厚、リベットによって強度数値は異なります。この試験結果による数値は生産基準数値です。

鍵用鋼製フック 【塗締付打掛(大)】
破断荷重  1050N(105kgf)

強度試験検査結果_before

強度試験検査結果_after

鍵用ステンレスフック
【ステンレス打掛100ミリ】
破断荷重  5500N(550kgf)

強度試験検査結果_before

強度試験検査結果_after

鍵用鋼製フック 【塗締付打掛(中)】
破断荷重  1375N(137.5kgf)

強度試験検査結果_before

強度試験検査結果_after

鍵用金メッキフック 【締付打掛(小)】(塗装処理前)
破断荷重  475N(47.5kgf)

強度試験検査結果_before

強度試験検査結果_after

*使用の一例*
犬小屋の扉の簡易掛け鍵としてサイズ小のものが使用されていた。
・・・しかしその小屋で飼われていたのは体重50キロ弱の大型犬であった。その大型犬の体当たりにより掛け金はカシメ部から破壊され外れてしまった。この場合、数値からサイズ中以上のものを使用するのが好ましい。 
ステンレス打掛では破壊数値550キロ。
取り付け場所、条件を考慮し各サイズをお求め下さい。またカシメ強度を強めていくのは可能です。ご相談ください。

適正な材料や工法、
仕上げ方法によるOEMのご提案

適正な材料や工法、仕上げ方法によるOEMのご提案

  • ● 今までの生産先が後継者不足等で廃業になった
  • ● 海外調達していたが品質・価格・納期面で折り合いがつかない
  • ● 既存の商品のリニューアルを考えている
  • ● お互いの商材の利点を生かした商品を共同で開発したい

などと様々なご要望がカジタニ金属に寄せられます。カジタニ金属は自社の技術力と他社のサービス・販売力を組み合わせ、協力し合い、数々の商品を社会に向けて提供している会社です。

実例1
【家具用蝶番】
入手が困難となった長蝶番、金型費を共同出資し製品化、生産面も当社オリジナルの加工法で従来の価格よりコストダウンした商品となりました。
実例2
【仏具金物】
加工先の廃業で当社に加工依頼されました。
商品は戦後60年以上のロングセラー品です。
生産当時の価格と厳しい条件でしたが現在の加工技術で行程数を半分と大幅に減らせたことによって単価も条件クリアできました。
実例3
【船舶金物】
海外調達されていましたが、生産数に納期に問題があり当社に相談がありました。
価格面では従来品より割高となりましたが、それを上回る品質と納期対応でトータルコストでは国内生産で調達が便利なわが社への生産依頼となりました。